ホーム > STEP1 活動事例を知りたい > 西公園の近くに1日限定 “お茶カフェ”がオープン!? 若者の「たちまち茶々」プロジェクト
・たちまち茶々
・特定非営利活動法人都市デザインワークス(サポート団体)
・仙台市青葉区地域力推進担当
1日限定の“お茶カフェ”が登場した場所は、立町のコミュニティスペース「kichi kichi」。地域の酒屋さん「酒のかわしま」に併設するコミュニティスペースを間借りしました。
実はこのお茶カフェ、立町地区におけるコミュニティの活性化を目的に、若者たちが主催したコミュニティカフェです。立町にちょっと縁のある若者3名が、「たちまち茶々」という団体を結成して、カフェを運営しました。
たちまち茶々のメンバーは、ちょっとしたきっかけで立町のファンになった若者たち。
○立町を何度も訪れていると、面白いお店・面白い人に出会えて楽しい。だけど、若い世代は、普段はあんまり立ち寄るイメージはないかも。
→西公園や定禅寺通にも近いのに…もったいない!
○町内会や商店会というような地縁ベースの組織がないようだ
→地域コミュニティの希薄化も…?
○データを見ると、若い世代が多く住んでいるみたい
→若者の力で、地域コミュニティを活性化するポテンシャルを秘めているのでは!?
色々なことに気づいていくうちに、コミュニティ活性化のきっかけを作るための場づくりにチャレンジしよう!ということになり、この1日限定の”お茶カフェ”のアイディアが生まれました。
ちなみに、立町は歴史的にお茶と馴染みがあるエリアで、そこにも着想を得ているとのことです。
令和3年度に、仙台市「ユースチャレンジ!コラボプロジェクト(若者版・市民協働事業提案制度)」の採択を受けて活動を行い、特定非営利活動法人都市デザインワークスが、たちまち茶々の活動を企画段階からサポートしました。
当日は、たちまち茶々をお目当てに訪れたという若い世代、近隣にお住まいの方、地域のお店の紹介で立ち寄った方などで、賑わいを見せていました。
訪れた方は、ほうじ茶とお茶菓子を楽しんだり、抹茶を淹れる体験をしたり、ちょっと気持ちもほぐしつつ、立町の地域コミュニティに目を向けていく——そんな面白みのある、1日限定のお茶カフェ「たちまち茶々」でした。
(文 特定非営利活動法人都市ザインワークス 田川浩司)
特定非営利活動法人都市デザインワークス
TEL:022-264-2405
Mail:info@udworks.net
仙台市青葉区地域力推進担当
TEL:022-225-7211(代表)