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STEP1 活動事例を知りたい

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にじいろ協働事業

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「LGBT」という言葉をよく耳にするようになりました。しかし、どこか遠い話のように感じている人も多いかもしれません。多様な性のあり方について、もっと多くの人に自分ごととして考えてほしいとの思いから、市民活動団体と行政が力を合わせました。

RELATION MAP
MEMBER

・東北HIVコミュニケーションズ

・仙台市市民局男女共同参画課

協働だからこそできた

にじいろ協働事業は、市民活動団体「東北HIVコミュニケーションズ」と仙台市市民局男女共同参画課の協働により、仙台市市民協働事業提案制度を活用して平成30年度から実施している事業です。性的マイノリティの当事者を講師として市役所の職員研修に派遣する「にじいろスピーカー派遣」、広報誌「にじのたね」の発行、コミュニティスペース「にじのひろば」の運営、性的マイノリティについて市民に広く知ってもらうためのイベント「せんだいレインボーDay」の4つを実施しています。
両者は事業開始以前から、情報交換や意見交換等を通じて交流がありましたが、にじいろ協働事業を進めていく中で、コミュニケーションが円滑化するとともにお互いの取り組みの進め方への理解が深まり、さらに良好な関係を築き上げることができました。当事者コミュニティへのアプローチは団体が、市役所の各部署との連絡調整は男女共同参画課が行うことにより、互いの強みを活かして、単独では難しかった事業を展開しています。

交流の場として「にじのひろば」を月1回運営しています。

広がる協働の輪

平成30年7月7日(土)、8日(日)に開催された「せんだいレインボーDay」にはのべ560名の参加がありました。当日は性的マイノリティの当事者500名の写真展や、映画の上映など、市民がより身近な話題と感じられるようなプログラムを実施しました。
このイベントをきっかけとして両者が想定していなかった効果が生まれました。性的マイノリティの当事者はもちろん、多様な性のあり方について積極的に理解を示す高校生やその保護者、大学生等の市民有志がイベントの企画運営に参加したのです。集まった人々は、「にじいろキャンバスSENDAI」というチームを結成し、その後も一緒に、にじいろ協働事業を推進しています。
今後も両者は、さらに協働の輪を広げ、一人ひとりが多様な性のあり方について自分ごととして捉えられるような社会の実現を目指していきます。

※当事業については、仙台市市民活動サポートセンターのニューズレター「ぱれっと」11月号(外部サイトへリンク)でもご紹介しています。

様々な人々の協力により実施した「せんだいレインボーDay」。


CONTACT

仙台市市民局男女共同参画課
Tel:022-214-6143

更新日:2019.03.14