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STEP1 活動事例を知りたい

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西公園パークマネジメント社会実験事業

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  • NPO・市民活動団体

仙台市で最も歴史の古い「西公園」。春にはお花見、秋にはイベントに訪れる人々で賑わいます。公園を利用する市民と行政が一緒に行う公園の整備・管理・運用を目指して、西公園をモデルに様々な人が協働で社会実験に取り組みました。

RELATION MAP
MEMBER

・特定非営利活動法人都市デザインワークス

・西公園プレーパークの会

・西公園を遊ぼうプロジェクト

・特定非営利活動法人 NPO birth 佐藤 留美さん

・仙台市建設局公園課

・仙台市青葉区公園課

一番の魅力を知るパークキャスト

ウォーキング・ラジオ体操・読書・ピクニックなど、公園の使い方は様々ありますが、西公園には西公園らしさを活かした楽しみ方を見出す複数の団体が活動しています。公園とまちの魅力を向上させていくには、こうした公園の個性・魅力を活かす市民=「公園を楽しむ人」の視点が必要です。すでに西公園で活動する市民に加え、より広く市民と一緒に公園づくりをしていくため、平成29年に実施した一ヶ月の社会実験「西公園4WEEKS」において、公園を楽しむプログラムを実施する「パークキャスト」を公募しました。その結果、総勢28組の市民がパークキャストとして西公園の新たな力を引き出しました。

官・民の多様な主体が協働

平成29年度の市民協働事業提案制度にて仙台市建設局公園課が設定したテーマ「まちの魅力を高める公園の利活用」に対し、都市デザインワークスの提案する「西公園パークマネジメント社会実験事業」が採択となり事業がスタートしました。協働を進める中心となったのは、公園を担当する仙台市の2つの異なる部局と、すでに西公園で活動する2つの市民活動団体、そして都市デザインワークスに加え、専門家としてNPObirthから公園管理運営士が参加しました。月一回の会議を重ねて、西公園のあり方や課題を話し合い、現地に足を運んで一般利用者の実態調査も行いました。

会議で実態調査の結果を検証する様子

公園の楽しみ方はいろいろ

「西公園4WEEKS」ではパークキャストの活動拠点となるパークハウスを設置し、そこにパークマネージャーが常駐して、公園に関する相談受付や安全な状態を維持する見回り、イス・テーブル・ハンモックやレクリエーションアイテムの貸出などの役割を担いました。夕日に照らされるヨガ、一緒に朝ごはんを食べる会、アウトドアシネマなど、一日平均2~3の多種多様なプログラムをパークキャストが実施しました。普段は公園を管理する立場の仙台市職員も、有志のグループを結成して3つのプログラムを提供したことは、協働事業ならではの広がりでした。
平成30年度以降も各メンバーが、事業を通じて得られたネットワークを活かしながら、市民が担い手となる公園づくりに向けて、継続して活動を行なっています。

ランチタイムにカフェ営業を行うパークキャスト


CONTACT

仙台市建設局公園課
Tel:022-214-8397

更新日:2019.03.14